人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍剣士 クレステッド

― 回想/16年前 ―

[互いにだけ、聞こえる声。
それがどうして届くのか、とか、そんな事はどうでもよかった。

この少年は、自分に取って特別な存在なのだろう、と。
理屈ではなく、感覚がそれを理解していたから。
そしてそれは、初めて感じるもので。
言葉にできない何かが、そこに生じていた]

 (……あ、そうだ)

[声を出さずに笑い合う自分たちへの、大人たちの困惑など気にした様子もなく。
少年はここでようやくある事に気が付いて、短く声を上げた後]

(43) 2016/02/12(Fri) 23:26:45

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