――…ああ、安心しろ。俺は人間じゃねーから。
[尤も、人間でもないのは事実だが、彼女のようなエルフでもない。
とはいえ嘘は言っていない。
そこまで言ってから、ふとドアノブに触れると鍵がかかっていないことに気づく。このへんは変わってねぇんだなぁおtため息をついてから]
ドアの鍵、開いてたぞ。…入るからな。
[一言声をかけてから、扉を開ければ「きゅー」と自分より先に真っ白なぬいぐるみが部屋の中に飛び込んで布団をかぶっている彼女のもとに飛んでいった。
ぽふん、と軽く体当たりをしてから、きゅーきゅー鳴いて彼女の周りを飛び回る]
大丈夫だ、俺っちもこいつも、あんたに危害をくわえたりはしねーよ。
[ベッドのそばに歩いていく――ヒールが歩きにくい――と、彼女を安心させるよう目線を合わせるようにしゃがんでから、そう声をかけた**]