[白い狼と共に、白と共に埋もれた認識票《ドッグタグ》。大事なそれ。生よりも大事な物。自分の認識票は、彼らの傍に今もある。叶うのなら。それらを彼らの許に。そう願ったところで、それは叶わない。彼らが何処にいるのか。其れを知る者はもうこの世界には居ないのだから。*]