― 2階/ローゼンハイム自室 ―
[アルビン>>34とオズワルドの短いやり取りは、意識の外だった。
気付けば視界を遮るように、オズワルドの手があった>>38]
――――あああっ
[時間の流れを思い出したように、悲鳴の続きが口から零れる。
完全に取り乱すことがなかったのは、アルビンやオズワルドの動きが僅かに冷静さを残してくれたからか]
ローゼンハイム、さん……
[死者を悼むように、一度その名を呼んだ後]
ごめんなさいっ!
[近くに人が居たなら半ば突き飛ばすようにして、ローゼンハイムの部屋から退出する。
ここで感情を爆発させるべきではないと、ぎりぎりの理性で判断した*]