[荒い息の侭、ゆるりと敵の副将に視線を移す。] …。 は はっ、 強い ッス なあ……[殺されそうになった相手だが、不思議と憎しみは無かった。負けて悔しいという想いと同時に浮かんだのは、相手の強さを賞賛する――戦士としての本能に似た何か*だった*]