― 回想 ―[道化師がいつからそこに在ったかは知れない。本人もどれ程の年を経たかなど忘れてしまっていた。奔放なる存在は過去にも囚われない]ワタクシは貴方の目であり耳。お好きなようにお使いください。[しかし、奔放なる存在は使われるを望んだ。古の眠りから目覚めた偉大なる魔王。全てを統べるその存在に]