[投槍隊にはカークに従った長物隊の残り>>5:334も合流する。
騎馬隊の一隊を切り伏せた>>5:300 彼らは、与えられた役割の通りに前進を再開した。
大盾隊の南側に寄り添うようにまとまりを作って進む。
狩りに例えるならば彼らは勢子であり、最初に獲物を追い立てる役割だ。
新たな命令が無い限り、彼らは第一の獲物である騎馬隊を追う。
彼らは当面の目標を大盾隊に攻撃を繰り返している一隊>>5:301と定め、敵騎馬隊が突撃してくるたびに大声を上げて突進し、石や土塊を投げて川の方へ追い立てようとする。
包囲できれば御の字。河原で動きが鈍ったところを味方の弓隊が射てくれても任務完了といったところ。
もっとも、敵弓兵の攻撃には無力であるし、直接騎馬隊が向かってくれば対抗しえない彼らではあった。]