[カツ、と足音が聞こえた>>31のはその辺り。ハッと瞳を開き、頬に残る跡を手の甲で拭う]───提督、[傍で足を止めた人物を見上げ、息を詰まらせながら声を出した。止まりかけた息を緩やかに吐き出し、ヴィクトリアは徐に立ち上がる]