―2日目・AM9:30・第五訓練場―
は?ちょっとま…っ!!
[いつの間にか彼の魔獣>>40に跨っていれば風を感じた。
講義をサボるとは思っていなかった事で、慌てて抗議しようものなら抱き締められ逃がさないつもりなのがひしひしと伝わった。
背に感じる体温の心地よさと、彼の魔獣の美しさにたまにはこんな日もあってもいいかなと思えたから既にだいぶ毒されてるようだ。]
…散歩以外も期待しますからね。
[相手に聞こえてるかは分からないが、耳まで真っ赤にしながら含みがある呟きをし、そのまま相手のサボりに付き合った。**]