人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


作家志望 クララ

― カフェ ―

[こちらの要件にリヒャルトは嬉しそうな表情を見せてくれて>>39、不躾かとも思っていた花精は内心安堵する。
 改めて彼の店を訪れるつもりでいたのだけれど、彼が懐から取り出したものを見て瞳を輝かせた]

 うわぁ……素敵!

[赤色の宝石が星型に並んだ形は、どこか自身の本体である花を思わせる。
 無論、純粋にアクセサリーとしても可愛らしいそのお守りを、気に入らないはずもなく]

 これ、わたしが頂いてもいいんですか?
 ええと、お代は……。

[覗き込む視線にどぎまぎしつつも、それを購入することは決定事項という風に財布を開こうとする。
 無料と言われればさすがに申し訳ないと遠慮するも、最終的には頭を下げつつ受け取ることになるだろう]

(41) 2018/06/25(Mon) 20:43:00

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