人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

[この異郷の男に驚かされるのは幾度目か、最早数える事も放棄して、その恐ろしくバランスの取れた「提案」を聞く。

高度だが過度ではないリスクと、確実なリターン、利害の異なる相手に、損はない、と信じさせる、掛け値のない誠実]

大使殿…

[男は深く息を吐き、一度、シメオンに向けて苦笑めいた表情を向けてから、アレクシスの前から刃を引く]

全く、10年振りに本気で剣を抜いた結果が、こんな幕引きになろうとは…格好がつかんにも程があるな。
君を人質として、この地の安全を計れとは、シュビトの反乱軍から逃げてきた君を保護しようと約した私の立場はどうなるね?

[敢えてシュビトの学徒達を反乱軍と呼び、そうぼやく]

(41) 2015/03/12(Thu) 21:41:26

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