― 昼下がり、宿にて ―
[教会から宿へと戻ってきた…は、シメオン>>31の報告を聞き、沈痛な面持ちを浮かべた。]
何ということでしょう、ローゼンハイム殿が…。
[…はその場で膝を折るとロザリオを掲げて十字を切り、死者への弔いの祈りを捧げた]
主よ、永遠の安息を彼に与え
絶えざる光を彼の上に照らしたまえ
貴方の御許にて彼の安らかに憩わんことを
[暫しその姿勢で…は瞑目して思いを巡らせていたが、ジークムント>>36の言葉を聞いて目を開け、そちらを見やる。]
…その人狼騒ぎの際には私はこの村にはおりませんでしたが、後からシメオン殿を始めとする村の方々から状況は伺いました。そしてジークムント殿の仰る「ある種の制限」についても。
ジークムント殿の仰る通り、もうこれ以上の犠牲を出す訳には参りません。まずは今夜、我々がどうするか…。
今日はまだ姿を見かけていない方もいますが、シメオン殿が唯一の霊能力者であれば、英雄としての経験も踏まえて、彼の意見を聞きたいと思います。
(然し私も、