[戦槌を素振りしてみて、重心と特性を身体に覚えさせる。馬上からならば、擦り上げてぶつけるカウンターの打撃力が有効だろう。敵は少なくないのだ。重量の偏りもあって、普段よりいくらか速度が落ちることは覚えておかねばならない。] あとは機を待つのみです。[偵察に出た者たちから合図があるまで、しばし瞑想し、意識を澄ませてゆく。*]