[冷酒を喉元へと流し込んだら、冷たさが通った喉元が熱を孕む。冷酒独特の香りが鼻につき、ふ、と息を漏らした。寺脇と会話を楽しむカナンの視線が此方へと向いたなら、興味があるのか、それとも値踏みか。>>14何か探るものを感じたような気がした。その視線を軽く往なすように、淡く笑みを返す。] はしゃいだほうがいい?[軽く片目を伏せておどけるようにしたなら] オレもカナンさんからプレゼント、欲しかったなぁ。 用意してないんですか?[ねだる素振りを楽しんで、相手の反応を待つ。*]