【出】家出娘 ドロシー

あとその、アレクシスに。

アレクシスにとって、私は敵だったのに…。
甘えたりして、うっとおしく思っていないか少し心配でした。

でも「死んだら面倒を見てあげてもいい」と言ってもらえて、なんだか嬉しかったです。…変ですよね。
やっぱり私は変わり者なのでしょう。

えっとつまり…本気にしてもいいものかわかりませんが…「その時」は私を宜しくお願いします。

[…は無邪気に笑うと、深々と頭を下げた]

もし、もし家が耐えられなくなってまた家を出るようなことがあったら…生きてる私…じゃ、駄目でしょうか……