人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園生 リヒャルト

― 学園都市外/上空 ―

[唐突な加速を制御するのは、疲労がかさんだ身にはやや辛い。
それでも、重ね掛けをしてきた相手の魔力を良く知っていたのが幸いして、反作用で失速する、という失態だけはどうにか免れた]

 ………………。

[湖を越えた辺りでどうにか術全体を制して、速度をおとす。
振り返った先に見えるのは、霧に包まれた都市の影。>>32
ぎ、と唇を噛み締めた]

(41) 2020/11/15(Sun) 02:17:20

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