……これは
[彼の無事により悲鳴を上げるには至らなかったが、不可解な現象に口を覆い目を丸くすることになる。
戻ってきた相手にすぐに近寄って、あちこちに触れ怪我が無いか確認し。]
滑った、だけ?
良かったけど、本当になんなんだろう。変なことばかりだ。
[もう離れまいと空いている手を握り、首を傾げる。
そういえば自分の時は地面に触れる直前で難を逃れた。もし同じように落ちていればあんな風になったのかもしれない。]
……そうだね、誰かを探したほうがいいのかも。
[少し考えた後に同意を返す。握る手の力を強めた。*]