きもちいい、……
[>>28風呂の塩梅を聞かれ、へにゃりと耳を折り曲げながら
タクマへそう告げる。
常の彼とは異なり、どこか心ここに在らず、という感の様子に
軽く首を捻って思案する。
ルートとタクマが仲良さそうに話していた事は知っていても
まさか、自分がルートを抱き締めて眠っていた所為とは気づけぬ脳、
果樹園の心配をしていたのだ、と言われれば疑う余地なく納得し]
大丈夫、…たぶん。
[この辺りにさしたる影響が出ていなかったのだから、と。
自信はなかった為、カスパルにも意見を求めるよう視線を向けた]