人狼物語−薔薇の下国

471 overlap memory/重なる絆(続)


尉官 カスパル

[流れる髪は見事な金髪。
軍服の階級章はこの位置からは見えないが、ここにいるとすれば書類にあった記録官なのかもしれない。

無意識に足が半歩後ろへ動く。
苦手だ。悪夢を思い出す。
特にあれほど輝く月に映えそうな色は。]

 ―――っ、失礼。

[固い声でそれだけを言うと、彼女から視線を反らそうとした。]

(41) 2017/02/07(Tue) 22:45:52

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