……あ!![手の中に感じた手応えに声が出た。捕まえられると思わなかった魚を思わずゲットできて、相好が崩れる。これは夕飯のメインになるだろう。明日の朝ごはん分の食料も確保しなきゃ、と再度トライしてみるがビギナーズラックは続かず、体が冷えてぶるっと震えた]―――へくちっ………もう行かなきゃ…[野草を包んでいたシャツで体を拭いて、再度シャツで食材を包む。服を着てから太陽の位置を確認して、これはやばいと慌ててキャンプの場所に戻り始めた]