ヨアヒム……の、親戚とかじゃなくて??[まじまじと青年を見つめる。 確かに、自分の知るヨアヒムの特徴を持ってはいるのだが――外見年齢が決定的に噛み合わない。] ま、まあいいや。 とにかくあんたはヨアヒムっていうんだね? 泊まりに来たんだったら宿帳に……[記帳を促そうとしたところで、ヨアヒムを名乗る青年から飛び出た名は>>38] あんた、ヤコブと知り合いなのかい? あたしの幼馴染の息子のヨアヒムも、ヤコブと仲良しでね……って……[絶句するしかなかった。]