あーもう、あのバカ、また……。[苦い顔をして、その人物へテレパシーを送る。怒鳴っても届くかどうかわからなかったし、子供たちに怖いお姉さんだと思われたくなかったりもした]『レトー!ディークさんお仕事中でしょ、迷惑かけるんじゃないの!だいたい飛べるくせに、何ひとの自転車に乗っかってるの!』[猛スピードの自転車に、その念はどこまで届いたやら]