[ "おじさん"の声が聞こえたとき。
安堵にも似た何かを感じた理由は、
ロー・シェンにはわからなかった。――ただ。 ]
……いよいよそうかもしれないな。
[ 天変地異の前触れ>>31、なんて。
嫌味を送られたら、常の嫌味では返さず。
至って真面目な言葉を投げ返せば。
熱湯が煮立つような胸の疼を今はまだ抑え込む。 ]
…そんなことより、だ。
どういうことだ、何故君が
ツェーザルが死神であると知っている?
医務室ということは、殺したのか。君が。
[ なんだ、残業代を出すくらいには
働いているんじゃないか、と。
次に言葉を出せば真面目な色はもうどこへやらで。 ]
詳しく訊こうか、医務室に行ってやるから待ってい給え。
[ 話を聞きに行くから動くなと伝えれば通信を切った。* ]