人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖光の ユーリエ

─ 少し後の時間: 地下礼拝堂 ─

[ アデルと一緒に長椅子に座って、
 彼の手を握り締めた。
 
 ……静かだった。
 だが、台風の前の静けさだということは、
 素人のユーリエにもなんとなく分かっていた。

 燭台の炎がちりりと蝋の香りをさせ、
 いくつもの光源から投げられる影が、ひらひらと揺れた。 ]

 ……さっき。
 何か言おうとしていなかった?

 あの、赤い吸血鬼が来る前。>>5:224

(40) 2014/02/24(Mon) 01:51:09

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