― 後退後:拠点・天幕 ― う、煩い! 私は……![>>4:214とは言え、見えた笑みは存外穏やかで。>>4:216傭兵が命を掛ける価値、を、自分の身に置き換えて。] ……私はともかく……弟が、束縛……?[体の弱い弟だ。家督を継ぎ、貴族として生き、自分はその裏方に徹すればいいと。そう思っていた。……だが。言われてみれば時折、先々の事を語る自分に、弟は困ったような眼差しを向けてはいなかっただろうか?]