[その時響き渡った歓声>>38。シスターの手前、彼女が真実へと辿り着いた事はもう察しが付いているというのに。わざとらしく、驚いてみせた。] また大変な事が起きてしまったのかい? 行かなきゃ、ね? 聞きたい事があるなら、後で一人でおいで。 厚い雲の向こうにお日様がいるうちなら、君も怖くないだろう?[ふわりと踵を返す。去り際に見せた表情はシスターを案じて微笑みかけたか、それとも試すようにあざ笑ったか。*]