[落下する刹那に零れたおと。>>38捉えたそれに数度瞬いた後、微かに浮かべたのは笑み。声を出すには少しだけ余裕はなく、翼を動かし、高度を維持する。鎖を掴み、落下位置を制御する彼女の意思は問わずとも知れる。だから、自分も弓を左で構え、呼吸を整えた]