人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


山岳の民 ヴェルザンディ

― 南島戦場付近 ―

[里での動きが慌ただしさを増し始める頃。
山野に紛れ、騎士団の動きを追っていた里の若者たちは、二つの勢力の激突を目の当たりにする事となる。

無闇に手を出すな、と言われている事、それ以前に──場の空気に、呑まれかけ。
距離を開けて、その行く末を見守るのが精一杯となっていたのだが]

 『……これが』
 『外の、戦い……か』

[勝敗が決する頃、零れた呟きには微かな怯えの色がある。
彼らが里へと伝令の翼を放ったのは、鳩>>29が飛び立ち南の空を離れた後の事。*]

(40) 2015/03/14(Sat) 13:42:22

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby