ウォレン・オズワルドだ。[名乗りを受けて、名乗り返す。] セルウィン、か。 血筋の特権に胡坐をかいている奴は殺してやりたくなるが、自分の腕で世界を切り拓いている奴は嫌いじゃない。 一度、おれの国に来いよ、 ……と言いたいところだが、どうも住む世界が違いそうだな。[あんな武器を使う男のことなど、おとぎ話でも聞かない。だから、違う世界の出身なのだろうと思う。何度も妙な世界に行っているので、その辺の理解は早い。]