人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


天軍指揮官 ナネッテ


 ”これ”を護る、…─── か …。

[口にする大天使の指先が、
 無意識のように首に下げた銀の首飾りへと触れた。
 マレンマが常に身に着けていたもの、
 人の子がいとし子とどう関係していたのか知りもしないが。]


          神に叛ける者に喜びはなく、
          咎人は木の葉のように枯れるだろう


[密やかに詠唱が紡がれるに、人の子は気付くだろうか。
 その呪は禁呪、天使にとっては呪いに等しいもの。
 完成すれば人の子の、天の加護を封じんと*して*]

(40) 2017/11/06(Mon) 17:23:39

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby