―翌朝・自宅―[翌朝、目が覚める。折角昨夜は気持ちよく酔えたのに目覚めが悪い。朝食を作りながらヤコブのせいだと心の中で怒った。しかしヤコブの肝心の言葉に心当たりが無かった。触れるな、と彼は言った。昨夜の酒盛りでは食べ物で頬をいっぱいにするヨアヒムがまるで小動物のようで可愛かった。適度に酔いの回ってた自分はオットーは欲望に駆られるままにヨアヒムのほっぺを指でぷにぷにしたかもしれない。でも、その事ではないよなあ…。と其処まで考えて後は思考を放棄した。**]