あら、カタリナさん重そうですね。お手伝いしましょうか?
[カタリナとはどんな話をしていただろうか。
もしかしたら祭の前の静けさを一緒に淋しがってくれたかもしれないし、もっと他愛もない話だったかもしれない。
それから暫くして、女はカタリナが少しばかり動きづらそうにしている事に気づいた>>34]
[そうして暫くんーと何かを口の中で呟いて、微笑む]
どうせ礼拝や告解に来る方なんてまずいませんから、お手伝いさせて貰ってもよろしいかしら?
[暇つぶしを見つけたと内心で舌を出しつつ、女はカタリナに申し出た]