龍も、精霊も。[その言葉>>36に浮かぶ表情は、心強いというよりは、気後れしたものだった。 それだけ"善き力"が集っているところに、わざわざ自分が首を突っ込む必要があるのだろうか? 一歩引くように動かした足を、続く言葉で留める] 妖も……。[当たり前のように口にされる言葉。 彼女が如何なる環境を生きてきたかはわからないが、少しだけ背を押されたような気がした]