最も、御領主が直接楽しむのは難しそうですが。
[ついで視線を向けたのは、彼の王の傍ら控える漆黒。
>>32先の呟きに、出し惜しみするなと言を投げてきた彼が、己が主に手間を取らせることを許せるはずもない。
初めてこの地に足を踏み入れて、この先どこへ行ったら良いか分からずに居た私に向けられた>>33あの言葉も、主の為のものだ。
彼の一途とも言える真摯さは私には無いものだが、だからこそ尊くもあり]
私だって、やるべきことはやる為に此処にいるんですしね。
[忠誠があるとはいえずとも、浮かべた笑みでこの場にいる覚悟はもう据えてあると伝えられただろうか*]