[首を傾いでいると、玄関の扉が開いた。 レジーナの記憶の中にはない青年だ>>36] ああ、そうだよ。 レジーナだけど……[自分を知っている風だったので、どこかで遭っただろうかと訪ねようとしたとき――] ……はい? ヨアヒム!?[自分の知る少年の名が、目の前の青年から飛び出して目を丸くした。]