ふふ、仲間になって欲しいわけ?
……ねぇ、ソマリ。
[俺の仲間にしか見えないといったソマリ>>13には、軽口を返し。
……どうにも様子がおかしいことに気付く。
それが"ソマリ"が内から叫び声を上げたのだと気付くことは出来ず。>>14
そして当然、そんな好機を、見逃すはずがない。
―― チリチリと焦げつくように痛む胸……そんなものは……全部が終わった後でいい。
他の連中に見られたら?……どうでもいい。
マーティンのように銃を突きつけられるのか、それともオズワルドのように刀で貫かれるのか。
どっちだって構わない、貴方を止めることが出来るのならば。むしろ……
"命がけ"
望むところだ。
脳裏をよぎるのはあの時の"約束"
手に持ったナイフを、"逆手"に持ちかえる。
先ほどは挑発のために大きく振りかぶってみせたけれど……そのナイフは、ただ静かに……。
彼の首元へと迫るだろう。*]