―回想/4日目・セルウィンの部屋―
[『化け物』だなんて思っていない。>>4:256
長らく聞いてなかった言葉を久しぶりに聞いた。
セルウィンが人狼を感知する者だったというのも、
この時初めて知ることとなる。
故郷の人間の中では決して珍しくない者達。]
そうか……。
セルウィン君が本気なのは見ているだけで分かるさ。
俺に話しても良いと思ったことの理由もな。
俺に関してはお察しの通り。
俺の故郷では人間も人狼も仲良く平和に暮らしていたんだよ。
君のような人も大勢居た。
だから……そう言って貰えるのは、嬉しい。
[故郷のことを語る様子には、先程>>4:249よりも寂寞の感情が漂って見えたことだろう。
嬉しいと告げ、コーヒーを口にしたのもそれが理由。]