[通信機への声に、ピジョン・ブラッドの赤い魔法弾からつくられた、兎耳をつけたような石を机の上に置き、]
>>4:333
──傍受を警戒している様子が窺えます。
それほど通信の数は多くはない。
重要な作戦情報はほとんどありません。
将たるリエヴル・ド・トゥーレーヌが死亡した際に、
いくらかの混乱が聞こえた程度のものですね。
恐らくノトカー・ラムラスドルフと思しき声が
カサンドラ情報官に、それは危ない、と
指摘をなしており、カサンドラ情報官の声も
そのときまでは聞こえましたが──
危険物については、残念ながらうわ言に近い声で、
具体的に、はっきり何かとまでは。
[そう、報告を上げる。防衛策については、頷いて同意を示す>>4:350。中央を攻める決定打を待ち動くべきだろう。>>4:352以上、とかけられる声に反対の声はあげずに、語られだす言葉へと耳を傾ける。]