― 談話室 ―ふぁ…ねむい。遅かれ、早かれの運命だったな―…。[誰に聞かせるでもなく、語られる声には惜しむような、喜びのような色を帯びている。いくつも見てきた魂のうちの一つ。その中でも異能という特別を持つ魂を丁寧に読み取っていく](星空の白い輝き…白い、人だ。…ん、見たいのはこれじゃないな。重なる、二重の音の向こう。共鳴)[何は見つからなかったが一気に知ることできないだろう。作業は終わったとばかりに腕を枕に寝息をたてる]