「まずマリエッタ夜兎説に飛びついたのは正直に私のミス。ジュンジ出す場所じゃなかったのに……本当に反省しかないわ」
[…は自省して頭を抱えた。]
「……嫌われることには慣れっこだよ。ただ、私は与えられた力を使って判定しただけさ。そして本当にマリエッタ=夜兎なら、褒めて欲しいとは絶対言わんから、事実だけ受け止めて欲しいんだな」
[…はあちこちに視線を彷徨わせながら頭を回転させる]
「ここで狼が噛みパスするとしたら理由はなんだろうね? 状況見たかった? 単に噛める人が居なかった? あとは偶然、本当に偶然、私が白出ししたマリエッタを噛むなんてことが発生した、か。分岐ばっかりで嫌になるね」
[それからなんだっけ? …は聞いた話を振り返った。]