ヨアヒムさん、フリーデルです。 おはようございます。[反応はない。 もう起きて食堂にでもいるのだろうか。 薬師の朝は早いのだろうし。 とはいえ、一応留守であることは確認しなくては。] ……失礼します。[戸の取っ手を握ると、あっさりと扉は開き。 昨日と同じような匂いが鼻をつく。]