人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


狩猟師 ギィ

 君も、随分と紅色の似合う姿になったものだな。

[髪と比較されるよう差し出された赤黒い液体の中へ指を差し入れ
紅を差すよう、ソマリの下唇へ筋を描こうとする。

噴き出すカシムの血をワインへ混ぜて飲むという狂った行為。
ソマリへ、自己と同じ匂いを感じたのは
今が初めてではなかった気がした。]

 さあな。
 髪から得る血の味など、旨くはなさそうだが。

[肩を竦ませ、口角を*引き上げた*]

(39) 2013/10/03(Thu) 15:35:47

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