─ 海老遭遇前/蛟 船倉 ─
ウル、ただいま。
光精ありがとな、おかげで助かった。
[武器の手入れと着替えより先、友達の所に顔を出して礼を言う。
いつも通りの彼女の問いかけ>>29に、怪我は無いと見せてから戦果の話に苦笑を浮かべ]
それがな、俺の乗り込んだ船って頭が乗ってなくてさ。
船のど真ん中の壁ぶち抜く位しか出来なかったでやんの。
あぁそうだ、それでな、幾つか腑に落ちない点があるんで。
多分またすぐ面倒起きるから、すぐ動けるように準備しといて。
マリのとこも心配ではあるけど、移動の安全確保してからにしてくれるか。
[水を好む自分と違い、水嫌いの友人は万一にも海に落ちたりしたくないだろう。
艦長代行としての立場と友人としての配慮両方からの言葉を向けて、彼女の下を離れた**]