[昼過ぎ、自慢の愛車-バイク-を走らせ繁華街にある行きつけのレストランへと向う。女を口説くときに必ず使う店だ……成功した試しはないが。店につくと仕込みの真っ最中にも関わらず厨房へと入り込んでいく]オーナー、頼みがある。呉に入港しているクライナー・テラーの車長あてに飛び切りのディナーを届けてくれ。そう…今日だ、急な話ですまん。店に連れてこないのかって?……そういうんじゃないんだよ。あと、これを同封しておいてくれ。確かに頼んだぞ。