人狼物語−薔薇の下国

403 軍人の絆


陸軍諜報部教官 ソマリ

[伸ばした手が触れる前にセルウィンが動く。
それを察すると同時に手を下ろした。
立ち上がる前の、彼の姿勢に思いつくものはあるが
体裁を繕う彼にそれを言おうとは思わない。

揺れに翻弄されるセルウィン>>32を受け止め]

 ――…、と。
 波が高いな。

[すぐさま離れる彼>>33に、ふっと小さく笑みを漏らした。]

 いや、可愛い子に頼られて悪い気はしないよ。

[高波にも軽口を綴る余裕を覗かせ、彼の顔を覗き込む。
落ちた視線と吐き出される息に、微か首を傾けた。]

(39) 2016/01/19(Tue) 20:30:17

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