[アイリは決意した。必ず、かの百味飲食の飴を届けねばなければならぬと決意した。アイリには謎の見物客の声は聞こえぬ。アイリは、壁殴りの村人である。人狼を探し、議論を交わし騒動生き残って来た。けれどもその場の流れに対しては、人一倍に敏感であった─────!]