人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


吟遊詩人 ディルドレ

[北が動いたとなれば、南も黙ってはいないだろう。

劣勢の白狼騎士団へ王都が国軍をさし向ければ、守りが偏る隙をついて王都を制圧することもできよう。それが「侵略」という形でなく、暁の国の求めに応える「救援」という形になったとしても、国力の落ちた国への干渉は避けられないように思える。

さりとて、北の国がおとなしく兵を引くとも思えず。
肥沃な大地と海を擁するこの地を手にするために、国の蓄えを軍事へと注ぎ、周辺諸国に手を伸ばし続けてきたようなものだから。

いずれにせよ、戦火の火蓋は切って落とされた。
長居は無用である、と。旅人の本能が警告している。**]

(38) 2017/04/29(Sat) 14:25:32

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