輸血と。そうだなあ、出来たら寝とけよ。
お前には――倒れられちゃ、困るんだ。
[医務室へ着けば、ストレッチャーが入りやすいように扉を開け
エレオがまだ中に居れば>>4:280手伝いを頼んで、
いなければ、トールかシメオンに頼むことにして、
やや乱暴にカークをベッドへと寝かせただろう。
怪我を確かめた時に、
払うような気力もなさそうだった>>33から
大して抵抗は受けずに済んだだろうが、どうだったやら。
適当にそこらから椅子を出してきて、
断りもなく座り込んだダーフィトは
微かに臭う特徴のある油の臭い>>4:20に双眸を眇めた。*]