このまま戦ってても、どうにもなんねえだろ?
どうにかして門を閉めなきゃならねえ。
けどさ。俺が行くと、っていうか俺がここから消えただけで、警戒されるだろ?
だからおまえに先に行ってもらって、俺を呼んでもらえばいいんじゃねえかって思ったんだ。
[口調に比して、視線はひどく真剣だった。
死地へ行ってくれと頼んでいるのだ。]
他に良い手があればいいんだけどさ。
俺だと、これくらいしか考え付かねーんだよ。
おまえと、あと一緒に"門"に行った中で、おまえが使えそうだと思った奴連れてさ。
[一人で行くなよ?と付け加え、]