人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


聖蓮の花神 マレンマ

其方の方に用が無くとも、私には聞きたいことがあってな。

[ この場に用は無い、という氷華に薄笑みのまま告げる。ハルトに胸ぐら掴まれたままでは、威厳にも真剣味にも著しく欠けてはいたが ]

ハルト、そう怒るな。

柊の護花は、我が僕には非ず。そこに手出し出来なんだは本当のことだ。
あの娘に届いたのは、私の力ではなく、お前の熱よ。

[ 花は陽光を浴びて開くもの、その熱を内に取り込みはしても、自ら熱を産むことはない。それが出来るのは紅蓮の魂を持つヒトの子のみ ]

(38) 2015/10/07(Wed) 20:19:02

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